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年度計画・報告

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平成14年度 事業計画書(案)
(平成14年4月1日から平成15年3月31日まで)

1.計測先端知の創造とその活用に顕著な業績をあげた研究開発者の顕彰
  (寄附行為第4条)
 情報・電子系、生命系、環境系の三つの応用分野ごとに、計測先端知の創造とその活用において、顕著な業績をあげた研究開発者に対して顕彰を行う。
(1)武田賞(寄附行為第4条第1号関係)
 国内外の有識者に対して、三つの応用分野ごとに計測先端知に功績のある研究開発者の推薦を依頼し、推薦された候補者の中から計測先端知の創造とその活用に他に類を見ない顕著な業績をあげた研究開発者を選考し、武田賞を贈呈する。武田賞は、三つの応用分野ごとに、1件とする。
2.計測先端知の創造とその活用に貢献が期待できる研究テーマ及び研究開発者への助成
  (寄附行為第4条第2号関係)
 情報・電子系、生命系、環境系の三つの応用分野ごとに、計測先端知の創造とその活用において、貢献が期待できる研究テーマ及び研究開発者に対して、以下の助成を行う。
(1) 武田研究奨励賞(寄附行為第4条第2号関係)
 三つの応用分野ごとに、計測先端知に係る研究テーマに対する競技募集を行い、計測先端知の創造とその活用に最も貢献が期待できる研究テーマを選考し、武田研究奨励賞を贈呈する。武田研究奨励賞は、三つの応用分野ごとに、2件(予定)とする。なお、助成期間は最長3年までとする。

(2) 武田奨学賞(寄附行為第4条第2号関係)
 三つの応用分野ごとに、計測先端知に携わる研究開発者の募集を行い、計測先端知の創造とその活用に最も貢献が期待できる研究開発者を選考し、優秀研究員奨学賞及び若手研究員奨学賞を贈呈する。

@優秀研究員奨学賞
 国内の大学及び研究機関に所属する40歳以下の博士号を取得している研究開発者6名(予定)を対象とする。なお、奨学期間は1年とする。

A若手研究員奨学賞
 国内の博士課程に在籍する大学院生7名(予定)を対象とする。なお、奨学期間は最長3年までとする。
3.計測先端知の創造とその活用に寄与する研究開発に係る調査
  (寄附行為第4条第3号関係)
(1) 調査の企画
 計測先端知の創造とその活用に寄与する国内外の先導的な研究開発に関する最適な調査を実施するため、関連分野の有識者から広く意見を求めつつ、調査対象分野、調査対象機関、調査実施時期などの調査の企画立案を行う。

(2) 調査の実施
 調査の企画立案結果に基づき、計測先端知の創造とその活用に寄与する国内外の先導的な研究開発に関する調査を行う。調査は、国内外の講師の招聘、国内外の現地調査、資料の購入、調査委託などにより行う。
4.計測先端知の創造とその活用に関する情報の提供及び技術交流
  (寄附行為第4条第4号関係)
(1) 情報の整備
次年度以降の顕彰及び助成事業の審査などに資するとともに、また、最先端の情報を共有するため、顕彰及び助成事業において収集された研究開発情報並びに調査事業で収集された先導的な研究開発情報を体系整備する。また、これらの情報の有効活用を図るため、データベースの更新を行う。

(2) 検証評価
  顕彰及び助成事業の受賞成果の発展的な波及効果を確認するため、受賞した研究テーマに関連する技術の進展及び市場実績などの検証評価を行う。

(3) 情報の提供
 体系整備された研究開発情報やデータベースをもとに、会報や論文集などを発行するとともに、ホームページを公開するなどにより、国内外に向けて幅広く、情報の提供を行う。

(4) 技術交流
 国内外の関係機関との連携及び協力、各種の講演会や国際フォーラムの開催などにより、計測先端知に係る情報交換及び技術交流を行う。


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