国際政策対話2012 概要


アジアにおけるイノベーション・エコシステム


国際政策対話の第2回目は「アジアにおけるイノベーション・エコシステム」です。アジアには2.3億の人口を抱え第三の大国と言われるインドネシア、やっと民主化が始まりこれから成長が期待されるミャンマー、人口が増え続けているベトナム、ラオス、カンボジア等の国々があります。今回の国際政策対話は、先進ASEAN諸国だけではなく、これから成長が期待されるアジアの国々からも代表者をお呼びして、成長のエンジンである科学技術の域内連携について議論します。


招待講演では、ミャンマー科学技術省のAung Kyaw Myat局長に、ミャンマーの科学技術政策と国際連携についてお話してもらいます。また、タイの国家科学技術開発庁のThaweesak長官には、アジアが資源の宝庫となっている再生可能エネルギー開発についてのタイの戦略についてお話を伺います。高度交通システム(Intelligent Transport System, ITS)を推進しているITS・Japanの渡邉浩之会長(トヨタ自動車技監)には、交通事故ゼロを目指すITS活動のアジア展開について講演していただきます。日本は、これからアジアとどう向き合い、どのような協力を進めるか、アジア13ケ国からの参加者と一緒に考えませんか。